東京・天王洲アイルのエリアマネジメントを担う(一社)エリアマネジメントTENNOZ(以下、「エリマネ」)を実施主体とする「水とみどりの天王洲エリアプラットフォーム」は、2026年3月、国土交通省「官民連携まちなか再生推進事業(社会実験・データ活用型)」の成果報告書を提出しました。
2025年度は「天王洲アイル未来ビジョンの実現に向けた社会実験・データ活用と持続可能なエリア経営モデルの検討」をテーマに、社会実験・ヒアリング調査・ワークショップの3つの取り組みを実施。定量・定性データを取得・整理し、今後のエリア経営体制の構築に向けた基礎資料をとりまとめました。
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取り組み |
概要 |
主な成果・知見 |
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社会実験 |
リユーザブルカップ導入(TENNOZ PLACE 2025 AUTUMN) |
廃棄物3.1kg・CO2約27.4kg-CO2の削減を確認 |
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ヒアリング調査 |
エリア内の地権者・事業者22社を対象 |
維持管理協定の実効力低下・行政移管ニーズ等を把握 |
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ワークショップ |
地権者・就業者・居住者など延べ93名が参加(2026年2月4日) |
「天王洲の声」として意見を集約・品川区への要望書提出を予定 |
2025年10月に開催したイベント「TENNOZ PLACE 2025 AUTUMN」において、使い捨てカップをリユーザブルカップに置き換える社会実験を実施しました。
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廃棄物削減量 |
CO₂削減量 |
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3.1 kg (1イベントあたり) |
約 27.4 kg-CO₂ (1イベントあたり) |
環境配慮型の公共空間運営の有効性が数値で示された一方、紛失率が12%に上ったことから、イベント単体での活動には限界があることも明らかになりました。ビルオーナー・テナント・来訪者を含む街全体で共有できる運用ルールと持続可能なスキームの構築が今後の課題です。
2025年10〜11月、エリア内の地権者・事業者22社を対象にヒアリング調査を実施し、公共空間の維持管理と今後のまちづくりに関する実態・課題・期待を把握しました。
2026年2月4日(水)、地権者・就業者・居住者など延べ93名が参加するワークショップを天王洲セントラルタワーで開催しました。4時限にわたる講演・グループディスカッション・交流会を通じて、以下の方向性が示されました。
ワークショップで挙がった意見は「天王洲の声」として集約し、2026年度に要望書として品川区へ提出する予定です。
本報告書では、2025年度の取り組みを通じて得られた知見を踏まえ、エリマネが今後担うべき3つの役割を提示しました。
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今後のエリマネが担うべき3つの役割(報告書より)
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また、次年度以降のロードマップとして以下を示しました。
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フェーズ |
時期 |
主な取り組み |
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短期 |
2026年度 |
品川区との公式協議・要望書提出・開発40周年シンポジウムの開催 |
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中期 |
3〜5年後 |
占用窓口の完全一本化・DX推進 |
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長期 |
6〜10年後 |
都市再生推進法人の指定・インフラの抜本的更新 |
エリマネは引き続き、品川区をはじめとする関係主体と連携しながら、持続可能な「天王洲モデル」の確立に向けた取り組みを進めてまいります。
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2025年度 一連の取り組み ▶ 維持管理協定等データ整理 活動レポート(2025年8月) ▶ 地権者・事業者ヒアリング調査 結果レポート(2025年12月) ※URL公開後に差し替え |
「アートになる島、ハートのある街」をテーマに開発された東京湾ウォーターフロント・天王洲アイルのまちづくり全般を担うエリアマネジメント組織です。地区内の主要なまちづくり団体・企業を包括し、公共空間の活用、文化振興、賑わい創出まで幅広く推進しています。
公式サイト:エリアマネジメントTENNOZ 公式サイト
一般社団法人 エリアマネジメントTENNOZ 事務局(担当:宇野、松岡)
E-Mail:info@tennoz-am.com

